オタクが株で勝てる理由

株を初めてしばらく売買してみて、自分でも色々企業分析などしてみて気付いたのが、「あれ、ひょっとして、オタクに株って向いてるんじゃね？」ってことでした。

特にゲーム株などは、今後どんなゲームがリリースされるか、どれくらい人気が出るのか、どれくらい課金されるか、などが値動きにかなり関係します。

オタクの人は、2ちゃんねるやまとめサイトを見て「あーこれ今すごい来てるなー」と言うのを、意識していなくても、体感的に知ってます。
友達と普通に雑談でしている中で自分の知らない情報をどんどん入手します。
常にネットを見まくっている為、情報も早くて幅広かったりします。

例えば「ゲーム株伝説」で書いた、パズドラのガンホー。
意外な事に、パズドラをリリースしてから半年間、実は株価はまったく動きませんでした。
世の中の人がパズドラがブームになってるな、と認識し、株を買うに至るまでには、かなりの時間がかかったのです。

ニュースなどで知ってる人も多いと思います。
ガンホーの株価は、やがて1年経たずに1300円に。
18円が1300円に。18万が1300万に。
まさに一獲千金のドリームチケットとなりました。

もし当時、あなたが株を初めていたらどうだったでしょうか。
まだ世の中の人が気づいていなかった半年の間に、ある程度、パズドラのブームを予想できていたのではないでしょうか。

オタクの嗅覚、無意識に手に入れた情報、感覚。
それが、「私の考えるオタクが株で勝てる理由」です。

逆に、オタクの知識でピンチが助かる事もあります。

これまた「ゲーム株伝説」で書きましたが、去年リリースしたマーベラスのディスニー牧場。
リリースしてすぐに盛大なバグ祭りに発展。
バグ内容から「あ、これ時間かかるやつだ」と早々に脱出。
その後、そのゲームは長期メンテナンスに突入、株価は大暴落。
無事逃げられたと言う事件もありました。

そういうのがわかるのも、普段ユーザーとしてゲームをしてるからだと思います。
ゲームを知らない、一般のおじさん株主にはない視点をオタクは持っている。
良い局面でも、悪い局面でも、オタクである事が役に立ったのです。

「私の考えるオタクが株で勝てる理由」、わかっていただけたでしょうか。
少なくとも、その辺のおっさんよりは（その分野では）勝てる材料を持ってると思います。

磯野ー！株やろうぜ！