step3.スマホで売買する

株をはじめるにあたり、まずは「証券会社に口座を作る事」「買う銘柄を決める事」を説明してきました。
証券会社から「手続き終わったよー」の連絡が来たら、準備完了です。

口座OK？
銘柄ＯＫ？

オーケーボブ、じゃあ早速売買をしてみようか。

入金

まず、証券会社に購入資金をぶちこみます。
会社によって違いますが、たいていの証券会社はネットバンクに対応しているので、入金もPC上でリアルタイムでできます。
私は三菱東京UFJ銀行のネット手続きをしているので、いつもPC上でポチッと入金しています。

ネットバンクを使っていない人は、銀行振り込みで入金する事も可能です。
例えばSBI証券の場合は、指定された三井住友銀行の口座に振り込む方法になっています。
が、ネットバンクがあった方がいつでも好きな時に入金できますし、振込み手数料も無料の所が多いので、もし持っていない人はこの機会に作っておいた方が便利だとは思います。
（新しく口座を開設するのではなく、持っている三菱UFJや三井住友でネットで使えるように申し込みするだけなら簡単です）

無事入金したら戦闘準備は完了です。
さあ、戦争の始まりだ…！

PC上でも取引できますし、スマホでも取引できます。
今回は、私が使用しているSBI証券の画面で、スマホで取引する時の画面をご紹介します。
なんとなく、こんな感じなんだなーとイメージして頂けたらと思います。

証券会社のアプリをダウンロードする

iphoneならApp Store、アンドロイドならPlayストアで検索すると、証券会社のアプリがすぐ見つかると思います。
ダウンロードし、口座申し込みした時に送られてきたログインパスワードでログイン。

取引画面と板の見かた

アプリ内はこんな感じです。
自分の監視する銘柄を、ジャンル別にブックマークのように登録しておくと便利です。
これは私のゲーム監視リスト。コロプラ絶好調です、ぐへへ。

個別の銘柄（今回はマーベラス）をタップするとこんな画面。
最近の値動きを、チャートで見る事ができます。

横にスワイプすると画面が切り替わり、いわゆる「板」と呼ばれる「今いくらに何枚売り/買いが出てるか」や、この銘柄の色々な情報が見れたりします。

株価はどうやって決まる？
で書きましたが、株価と言うのは「一番直近に売買が成立した金額」です。

今は1744円なので、直近で1744円で売買が成立していますね。

板を見ると
1747円で売りたい株（左側）が200株
1744円で買いたい株（右側）が4900株
さらにその上下にたくさんの予約株が並んでいるのが見えます。

ここで、もしあなたが1747円で「買い」を200株出せば、1747円で売りたいよーと待っている人とマッチングされて、売買が成立します。

買いたい人は、安く買いたい。
売りたい人は、高く売りたい。
その為、売り（左側）は高値に向かって、買い（右側）は安値に向かって、板が並ぶ事になります。

「よーし、じゃあパパ一番安いところに買いを出しちゃうぞー」
と、思うかもしれませんが、よほどの事件でもない限りそこまで株価は落ちないのであまり安い金額で注文を出してもきっと永遠に買えませんｗ
いくらで買うか悩ましいところですが、前後の値動きを見て慎重に決めましょう。

画面の右上に「取引・登録」と言う赤いボタンがあります。
買い値を決めたら、ここをタップして、いざ取引！

注文画面と注文の出し方

この会社の株をどうするのか、売るのか？買うのか？色々選択肢が出てきます。
現金（現物）で株を買う場合は、一番左上の「現物買」をタップ。

出ました！注文画面！

枚数：何枚買うか
価格：いくらで買うか
と、入力します。

「100株単位」と書いてあるので、この株は100株単位でしか購入できません。
10株とか、120株とかはダメです。100株、200株の単位で買いましょう。

「指値を入力」に買いたい値段を入力します。
下に「1344円～2144円」と書いてありますね。
株にはその日の値幅制限と言うものがあり、1日で1700円がいきなり500円になったりはしません。
今日の値幅制限は1344円～2144円なので、この金額内で欲しい金額を入力しましょう。

指値と成行

指値入力欄の上にある「指値」「成行」ですが、指値は「1744円で100株欲しいです」と金額を指定して買うのに対し、成行は「いちばんいいのを頼む」と、金額を指定しないで買う方法です。そんな注文で大丈夫か？大丈夫だ、問題ない。
その場合、一番近い（一番安い）売り板とマッチングされます。

金額を指定しないなんて何て命知らずな…と普通は思うのですが、上の板の画像を見てもわかる通り、通常は細かくぎっしりと指値が並んでいます。

いまイーノックさんが成行で注文を出した場合、1747円で売りたい株が200株並んでますので、おそらくその人と1747円で売買が成立すると思います。やったねイーノックさん。

このケースではたった3円の差ですが、板の薄い（出ている売りや買いの枚数が少ない）場合や、逆に値動きが激しすぎてあっちこっちに値が飛んでいる状態では思わぬ高値で買ってしまう事もあるので注意が必要です。
すぐに欲しい場合は成行、欲しい金額で確実に買うなら指値が最良要求(ベストオーダー)でしょう。

神は言っている、ここで死ぬ運命ではないと

欲しい株数と金額を入力したら下にスクロールして確認ボタンをタップ。

これで注文終了です！
成行ならすぐに、指値であればその価格で注文が成立したら約定（注文が成立すること）となります。

懐かしのエルシャダイネタで長くなってしまいましたが、実際やってみると画面をポチポチしてあっと言う間です。
難しそうに見える株取引ですが、スマホでもこんな風に誰でもできるんだなーと、なんとなくイメージして頂けたら幸いです。